プジョーがオンライン販売に新システム、ショールームから遠隔対応…フランスで導入

プジョーがフランスで導入した新しい「PEUGEOT DIRECT」システム
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  • プジョー 208 新型
  • プジョー 2008 新型

プジョー(Peugeot)は2月5日、フランス本国において、新しい「PEUGEOT DIRECT」システムを導入した、と発表した。オンライン新車販売の最新システムとなる。

プジョーはフランスにおいて、100%オンライン販売サイトの「プジョーストア」を立ち上げている。プジョーストアでは、スマートフォンやタブレット型端末、パソコンから、新車の購入や下取り車の引き取り手続きをはじめ、新車購入の資金調達を可能にした。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の中、すべての安全基準を厳密に守りながら、車両を顧客の自宅まで無料で届ける。

プジョーは現在、すべての事業のデジタル化を推進している。プジョーブランドの顧客は、高いセキュリティを維持しながら、車両の選択や比較、予約、購入を可能にするツールをオンラインで選択することで、新車を購入できる。オンラインで新車を購入するには、5つのステップがある。車両の仕様の決定、見積もり、ローンの承認、オンライン注文の確認、顧客の自宅への車両の無料配送となる。

プジョーは今回、フランス本国において、新しいPEUGEOT DIRECTシステムを導入した。PEUGEOT DIRECTは、プジョーストアの一機能だ。プジョーの専門スタッフが、顧客が最適な新車を見つけ、契約に至るまで、テレビ電話を通じて、実際のショールームから顧客に対応する。ショールームから遠隔対応してくれるのが特長だ。

プジョーの専門スタッフが顧客の要望に応じて、下取り、資金調達、関連サービスの提案まで、テレビ電話で購入プロセス全体を支援する。なお、新車の注文はプジョーストアのオンラインプラットフォームで行う、としている。

《森脇稔》

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