「喫煙ドライバーは不可」タクシー乗り場 がん研有明病院で日本初の試み

タクシー乗り場
  • タクシー乗り場
  • がん研究会 馬田一理事長(右)と国際自動車 西川洋志社長

国際自動車は、がん研究会有明病院(東京都江東区)にて、日本初となる「非喫煙ドライバーのみ入構可能なタクシー専用乗り場」を1月25日より開設する。

昨今の喫煙をめぐる規制強化や受動喫煙対策の重要性を鑑み、がん研究会有明病院ではがん克服に向けた施策として、またがん克服を目指す専門機関の責務として、「就業時間内の喫煙率0%」の目標を掲げ、積極的な取り組みを推進している。しかし同院には、タクシーを利用する患者から、車内のたばこ臭や受動喫煙を懸念する声が多く寄せられており、患者に安心で安全なタクシーに乗車してもらうことが課題となっていた。

一方、国際自動車も健康経営を掲げ、産業別でも高いタクシードライバーの喫煙率の低減に向け積極的な取り組みを展開。今回、両者の取り組みが一致したことで、非喫煙ドライバー専用乗り場の開設に至った。乗り場ではまず、非喫煙ドライバーおよび、車外にて喫煙後1時間経過したドライバーのみが入構できることをルールとし、3か月後には完全に非喫煙ドライバーのみが入構できる乗り場運用に切り替えていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集