トヨタ、世界販売・生産および輸出が3か月連続で前年超え 11月実績

トヨタ・ヤリス新型
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トヨタ自動車は12月25日、2020年11月の生産・販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売・生産・輸出が3か月連続で前年超えとなった。

グローバル販売は、主に中国、日本などが牽引し、前年同月比1.8%増の85万2213台となり、3か月連続で前年実績を上回った。

国内販売(含軽)は、前年同月に消費増税による需要減が多少あったことに加え、『ハリアー』や『ヤリス』、『ライズ』などの新型車が好調で、同11.8%増で2か月連続の前年超え。軽自動車を除く市場のシェアは55.2%で、前年同月と比べて3.0ポイントアップした。

海外販売は同0.05%減の70万9438台で微減ながら3か月ぶりのマイナスだった。中国は地方モーターショーなどのイベントによる来店誘致に加え、『カムリ』や『RAV4』、レクサスブランド車などの好調により、同16.7%増の17万7726台と引き続き堅調だったが、米国は前年同月より営業日が3日少なかったことから、欧州は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大によるロックダウンなどの影響で前年割れとなった。

グローバル生産台数は主に中国、日本などが牽引し、同7.0%増の82万8066台で3か月連続のプラスとなった。国内生産はグローバルの市場が回復していることに加え、日本で『ハリアー』や『ヤリス』などの新型車の販売が好調で、同8.5%増の29万8968台。海外生産も中国でのカムリやRAV4の販売好調により、同6.2%増の52万9098台。ともに3か月連続で前年実績を上回った。

輸出は同4.2%増の18万0362台で、3か月連続のプラスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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