最強の寒気襲来…関越道で一時1100台立ち往生、今夜以降も大雪警戒[新聞ウォッチ]

関越道の滞留車両状況
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

東京都の新型コロナウイルスの新規感染者がいきなり822人となり、国内でも過去最多となる計3214人が確認された。新型コロナの感染拡大も心配だが、ドライバーにとってさらに気がかりなのは、この冬最強の寒気による大雪だ。

新潟、群馬県境付近の関越自動車道では多数の車の立ち往生が続き、新潟県警によると、一時、1100台の車が動けなくなったそうだ。その距離は最大、上りが塩沢石打インターチェンジ付近を先頭に15km、下りは湯沢インターチェンジ付近を先頭に15kmに達したという。

きょうの各紙にも「大雪関越道1100台立ち往生 新潟、自衛隊派遣を要請」(読売)などと、1面や社会面などで取り上げているが、新潟県はドライバーの安全確保などに向け、自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊員が現場に向かって除雪作業や車内に取り残されたドライバーに水や食料などを配っているという。

その後、除雪作業を進め、直近のニュースではこれまでに900台近くが高速道路の外に出て、立往生の車は200台程度に減ったという情報も流れている。だが、今夜以降も日本海側を中心に大雪となる予報も伝えられており、不要不急の運転を控えるなど引き続き警戒が必要のようだ。

2020年12月18日付

●水素利用30年に300万トン、政府戦略、脱炭素へ工程表(読売・1面)

●コロナ都内822人感染、医療警戒レベル最高に(読売・1面)

●大雪関越道1100台立ち往生 新潟、自衛隊派遣を要請(読売・1面)

●完全ETC化、30年度に実現、国交省方針、コスト減渋滞緩和へ(読売・6面)

●JR東大みそか終夜運転中止(読売・34面)

●「自動車業界のビジネスモデル崩壊」「脱ガソリン」反対、トヨタ社長、政府批判(毎日・1面)

●F1、角田「夢は総合王者」来季Aホンダでデビュー(東京・11面)

●外環道、衛星データで解析、「大深度」工事直後地表沈む(日経・2面)

●脱ガソリン車戦略と課題、電動化、軽トラック遅れ(日経・13面)

●コロナでもカイゼン続く、トヨタ、第一波出社9割(日経・15面)

《福田俊之》

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