千葉県千葉市にあるフェスティバルウォーク蘇我で11月29日、「ストリート フォルクスワーゲン ジャンボリー」が行われ、空冷のフォルクスワーゲン(VW)を中心に約250台が集まった。
内外出版社が発行するクラシックVW専門誌『STREET VWs』が主催するファンイベントとして毎年開催されているもので、今年で14回目。一昨年まではお台場など東京都の会場で、昨年は愛知県豊橋市にあるVWグループジャパンの本社において開催された。
「ビートル」 や「カブトムシ」の愛称で知られる「タイプ1」は、リアウインドウが2分割”スプリットウインドウ”の初期モデル(~1953年)や楕円形の”オーバルウインドウ”(1953~1957年)から、メキシコの工場で生産された最終型(~2003年)までがそろった。ヤナセがVWを正式に輸入開始した最初のうちの1台というシングルナンバー車(1953年)やドラッグレースに出場しているマシンなど様々。
商用向けの”ワーゲンバス”とも呼ばれる「タイプ2」、ノッチバックセダンやステーションワゴンなどの「タイプ3」はもちろん、2ドアクーペの『カルマンギア』や軍用を市販向けに仕立て直した「タイプ181」、郵便配送用の小型バン「タイプ147」など、見所満載。それぞれにカスタマイズしている車両が多く、オーナーもギャラリーも晩秋の1日を楽しんでいる様子だった。
このイベントの詳細は12月24日発売の『STREET VWs』2月号(vol.126)に掲載予定。