三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国部門の三菱モータースノースアメリカは10月1日、2020年1~9月の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は7万2617台。前年同期比は24%減と、2013年以来、7年ぶりに前年実績を下回った。
SUVでは、主力車種の『アウトランダー』が1~9月、2万3467台を販売した。前年同期比は23%減と、2年連続のマイナスだ。『アウトランダーPHEV』は、1579台を販売した。前年同期比は17.5%減と、引き続き落ち込む。
『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)は1~9月、2万4504台にとどまり、前年同期比は6.3%減と2年連続のマイナスだ。小型クロスオーバー車の『エクリプスクロス』は1~9月、8775台を販売した。前年同期比は44.7%減とマイナスに転じている。
コンパクトカーの『ミラージュ』は1万4292台を販売した。前年同期比は32.5%減と、3年ぶりに減少した。
2019年の三菱自動車の米国新車販売台数は、12万1046台だった。前年比は2.5%増と、7年連続で前年実績を上回っている。