ジープ ラングラー、障害物センサー過敏反応で予期せぬ急ブレーキ 改善対策

ジープ・ラングラー
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FCAジャパンは9月4日、ジープ『ラングラー』および『ラングラー アンリミテッド』の前面衝突警報システム(FCW)に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2019年3月16日~2020年8月22日に輸入された6971台。

対象モデルのFCWは仕様上、前方の障害物等に対してセンサーが過敏に反応することがある。そのため、衝突の可能性がないにもかかわらず障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動して急制動がかかるおそれがある。

改善措置として、全車両、ドライバーズアシスタンスシステムモジュール(DASM)の制御プログラムを書換えて機能を改良するとともに、改良される機能に関わる取扱説明書の追補を配布する。

不具合は49件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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