都市ガスから製造した水素を供給するステーション 東京・品川区に開設

東京大井水素ステーション
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  • 出荷設備
  • FCバスへの充填の様子

ENEOSとJERAは8月25日、JERAが運営する東京都品川区にある大井火力発電所敷地内に「東京大井水素ステーション」を開所したと発表した。

新しい水素ステーションは、ENEOSやJERAが出資する「扇島都市ガス供給」の都市ガスから水素を製造し、燃料電池自動車や、東京都が導入を推進している燃料電池バスに水素を供給する。

敷地内には出荷設備も設置しており、首都圏にあるENEOSの水素ステーションにも水素を出荷する。また、東京の経済を支える物流の中心に立地していることから、将来的には、燃料電池トラックへの水素供給拠点の役割も見込んでいる。

JERAが大井火力発電所の敷地を提供して水素原料となる都市ガスの配管などを整備した。ENEOSは都市ガス改質型の水素製造装置を備えたオンサイト方式の商用水素ステーションを建設した。運営もENEOSが担当する。

《レスポンス編集部》

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