自動運転関連の求人、前月比4.7%増の1万9098件で2か月連続増加 2020年6月

主要6転職サイトにおける自動運転関連の登録求人数の推移
  • 主要6転職サイトにおける自動運転関連の登録求人数の推移
  • 主要6転職サイトにおけるMaaS関連の登録求人数

自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」は、主要6転職サイト(Indeed、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職、ランスタッド、エン転職)における自動運転・MaaS関連求人数の最新調査を発表した。

自動運転関連求人数は前月比4.7%増の1万9098件となり、2か月連続の増加。前年同月比でも29.4%増と大きく伸びている。

転職サイト別では、Indeedが前月比5.3%増の1万7200件、dodaが同1.0%減の1081件、リクナビNEXTは前月と同じ618件、ランスタッドが同14.2%減の78件、マイナビ転職が同4.5%増の69件、エン転職が同23.8%増の52件だった。

大手自動車メーカーによるエンジニア案件が引き続き目立っているほか、エンジニア派遣企業やコンサルティング企業による求人や、新規登録案件としては商用車向けソフトウェア開発関連の募集もあった。

今回から調査を開始したMaaS関連の登録求人案件数(主要転職6サイト)は、6月末時点で381件。自動運転の求人案件数と同様、Indeedが最も案件数が多く、243件だった。そのほか、リクナビNEXTが70件、dodaが56件、ランスタッドが10件、マイナビ転職とエン転職がそれぞれ1件となっている。MaaSの事業開発職の案件が目立ち、募集企業は大手からベンチャー企業までさまざまな状況となっている。ベンチャー企業ではMaaSアプリの開発職の募集もあり、エンジニア人材の獲得競争は今後激しくなっていきそうだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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