スナネコの赤ちゃん誕生は飼育員も予想外!?[リアニマル]

那須どうぶつ王国で新たに生まれた、スナネコの赤ちゃん
  • 那須どうぶつ王国で新たに生まれた、スナネコの赤ちゃん
  • 那須どうぶつ王国、スナネコの赤ちゃんが新たに3頭誕生

那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)にて、7月9日にスナネコの赤ちゃん3頭が誕生した。

同園では、今年3月にスナネコの飼育を開始。4月27日には、父シャリフ、母ジャミールの間に国内で初めて赤ちゃんが誕生し、アミーラと名付けられた。今回生まれた3頭はアミーラの妹に当たる。

2度目の妊娠・出産は偶然が重なった結果だという。アミーラは生まれてすぐ衰弱状態に陥ったため、人工保育に切り替えられた。同園の担当者は「そのため、ジャミールの子育てスイッチは入らず、次の子どもをもうけるスイッチがオンになってる状態でした。体調も良かったので、シャリフと一緒にしたところ1週間後に交尾を確認。6月上旬には、妊娠している気配を感じました」と話す。産んだ子どもが(死産や外敵に食べられてしまったなどの要因で)いなくなってしまった場合、繁殖期内であれば次の子どもを作るという子孫を残すための術が、今回のニュースにつながったというわけだ。

アミーラは、丸くて可愛らしい顔をしており、おてんばで快活な性格だという。一方、今回展示が始まった赤ちゃんは、鼻筋が通って凛々しい顔立ち。勝気で自分の思い通りにならないと怒るのだそうだ。

赤ちゃんは8月12日から一般公開される予定だったが、体調不良のため大事をとって延期する。開始時期は未定で、決まり次第HPやSNSで発表するという。

アミーラは引き続き展示しており、時間は8月12日~23日と8月29日以降の土日祝は、9:00~12:00・13:00~16:30、8月24日以降の平日は10:00~12:00・13:00~15:30を予定。観覧には整理券が必要で、詳細はHPに記載されている。

なお、同時に生まれた他の2頭はジャミールが子育てをしており、秋頃公開予定だという。

《REANIMAL編集部》

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