【ダイハツ タフト 新型】スカイフィールトップを標準化したわけ

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ダイハツが10日発売した新型軽クロスオーバーSUVの『タフト』。タフトの大きな特徴のひとつ、前席ルーフ一面に広がるスカイフィールトップは全車標準装備だ。多くの車種では、メタルトップのクローズドボディが標準設計で、サンルーフがオプション設定になるところだ。

新型タフトのスカイフィールトップは、シェードを開ければ明るく圧倒的な開放感を持ち、また視界も大きく広がる。UV対策だけでなく赤外線による室内温度の上昇を防ぐスーパーUV&IRカット機能付きだ。なお開閉機能はない。

開閉機能がないことについて、ダイハツ製品企画部チーフエンジニア小村明紀氏は、「ウインドシールドガラスと同じ構造にすることで、重量や価格を抑えて設定出来る。景色を取り入れたいとうのが主な狙いなので、開ける仕様までは踏み込まなかった」と理由を説明。

全車標準化については「ボディの設計を2つ用意すると開発要素が増えるので、結果として価格に跳ね返ってしまう。(タフトは)クロスオーバーSUVであり、非日常感を求めるお客様に向けての商品なので、できるだけ装備したものを商品企画の主に置くという意味で、全車標準した」とのことだった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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