FCA世界販売21%減、日本のジープブランドは33%増 2020年第1四半期

ジープ・ラングラー(米国仕様)
  • ジープ・ラングラー(米国仕様)
  • ジープ・グランドチェロキー(米国仕様)
  • ジープ・グラディエーター(米国仕様)

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は5月5日、2020年第1四半期(1~3月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は81万8000台。前年同期比は21%減だった。

市場別実績は、米国が44万6768台を販売し、前年同期比は10%減だった。ラムブランドが、前年同期比3%増の14万0486台と堅調。主力の大型ピックアップトラックが、7%増の12万8805台と牽引する。

ジープブランドは、前年同期比14%減の18万2670台を販売した。『グランドチェロキー』が、13%減の5万0083台と後退。新型ピックアップトラックの『グラディエーター』は、1万5239台と良好な立ち上がりを示す。

欧州は第1四半期、17万0327台を販売し、前年同期比は34.5%減と引き続きマイナス。ブランド別では、アルファロメオが44.6%減の8156台と減少傾向。ランチア(クライスラーを含む)は、31.5%減の1万2726台と後退した。主力のフィアットブランドは、31.6%減の12万2348台と減少傾向にある。ジープブランドは、42.9%減の2万6216台と、マイナスに転じた。

また、日本では第1四半期、ジープブランドが3308台を販売した。前年同期に対して、33.3%増と2桁増を達成している。

《森脇稔》

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