国土交通省がまとめた2020年のゴールデンウィーク期間中(4月25日から5月6日)の全国の高速道路の主な区間の交通量は前年同期比70%減となった。
NEXCO東日本/中日本/西日本と本州四国連絡高速道路の交通量をまとめたもの。期間中の1日当たりの交通量は1万4600台で、前年同期の4万7900台から大幅に減った。
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、政府や高速道路各社はゴールデンウィーク期間中、都道府県をまたいでの不要不急の移動自粛を要請したこともあって、交通量は大幅に減少した。
このうち、小型車は同79%減、大型車が同14%減だった。主な路線では、東名・秦野中井~大井松田が同62%減、名神・大山崎JCT~高槻JCTが同58%減、九州道・太宰府~筑紫野が同60%減だった。東京湾アクアライン・川崎浮島JCT~海ほたるPAは同52%減と半減した。
減少率が大きかったのは米子道・久世~湯原で同84%減、神戸淡路鳴門道・淡路島南~鳴門北が同82%減だった。