ホンダが北米の全工場を稼働停止、販売減で---新型コロナウイルス[新聞ウォッチ]

ホンダの米オハイオ州、メアリーズヴィル工場
  • ホンダの米オハイオ州、メアリーズヴィル工場
  • ホンダの米オハイオ州、イーストリバティ工場
  • ソニー・ヴィジョンS(CES 2020)

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

中国、欧州に次いで、北米でも自動車メーカーの工場の生産を停止する動きが広まってきた。

ホンダが、米国とカナダ、メキシコにあるすべての自動車関連工場の稼働を3月23日から6日間停止すると発表した。北米市場で自動車メーカーが生産を停止するのはホンダが初めてとなる。

きょうの各紙も「ホンダ、北米生産停止、トヨタは新たに5か国」 (読売)などと取り上げているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国内で広がる外出禁止などの措置により、販売減が見込まれるために生産調整に踏み切るという。減産規模は約4万台。今後も状況判断で生産調整を検討するそうだ。

一方、トヨタ自動車では、すでにポルトガルとフランスの完成車工場を停止させているが、さらに、英国とチェコ、トルコ、マレーシア、フィリピンの5か国で稼働を停止。日産自動車も、英中部のサンダーランド工場を停止する。

きょうの日経は「欧州車生産マヒ」とのタイトルで報じているが、株価下落、原油価格の急落などとともに、欧州ばかりでなく「世界中」でマヒ状態になりそうなのが心配だ。

きょう19日午前には、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)の定例記者会見が開かれる予定だ。リーマンショック後の赤字転落や東日本大震災、大量リコール問題など多くの困難を切り抜けてきた豊田会長だけに、新型コロナウイルスによる経済活動への影響や危機管理についてどんな対策を講じているのかも興味深い。

2020年3月19日付

●新型コロナ、全世界対象に渡渡航注意、欧州など38か国ビザ停止(読売・1面)

●ホンダ、北米生産停止、トヨタは新たに5か国(読売・2面)

●欧州新車販売2月7.4%減(読売・8面)

●ボーイング、支援要請旅客減追い打ち、米政府に6.4兆円(朝日・6面)

●スカイマーク再上場延期を検討(朝日・6面)

●EU30日間入域禁止、日本も制限強化(毎日・1面)

●欧州全8工場トヨタ停止へ(毎日・10面)

●新型コロナ経済対策30兆円超検討(産産経・1面)

●NY原油、18年ぶり安値、23ドル台、需要減(産経・10面)

●トヨタ、リコール対象追加(東京・6面)

●欧州車生産マヒ、BMW休止、トヨタ5工場追加(日経・2面)

●日産見えぬ「ゴーン後」3 「隠れケイレツ」も岐路(日経・2面)

●「ソニーの車」生む革命(日経・7面)

●自動運転自動高精度地図、トヨタ、中国企業と提携(日経・15面)

●テスラ生産継続「違反」外出禁止、当局と見解食い違い?(日経・17面)

●テスラ日本法人、シャープが提訴、特許侵害(日経・17面)

●ガソリン値下がり、8週連続(日経・22面)

《福田俊之》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめのニュース