今回で14回目を迎えるe燃費アワードは、e燃費ユーザーが投稿した実燃費データを元に、実燃費ランキングおよびカタログ燃費達成率ランキングを作成し、優れた数値を出した車種を表彰するもの。「総合部門」「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「カタログ燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」の計8部門の優秀車を発表した。
総合部門は、ハイブリッド部門も制したトヨタ『アクア』(24.2km/リットル)が1位となった。3年連続で総合部門1位を受賞していたトヨタ『プリウス』(24.1km/リットル)はわずか0.1km/リットルの差で2位。4連覇の偉業を逃した。例年通りトップ10位のうちハイブリッド車が8台を占めており、今年は新型ホンダ『インサイト』(7位:22.3km/リットル)とトヨタ『カローラスポーツ(ハイブリッド)』(4位:23.1km/リットル)、『カローラツーリング(ハイブリッド)』(9位:21.9km/リットル)が登録台数を上げ、新たにランキングに名を連ねた。
新型車部門では、2019年9月に登場したトヨタ『カローラツーリング(ハイブリッド)』(21.9km/リットル)が、2位の『マツダ3ファストバック(ディーゼル)』(18.6km/リットル)に3.3km/リットル、3位の日産『デイズ(スマートシンプルハイブリッド)』(17.5km/リットル)に4.4km/リットルの差をつけ1位に輝いた。昨年は『カローラスポーツ』が受賞した新型車部門だが、カローラシリーズの中で最も販売が好調なのがこのツーリング(2019年)。燃費でも好成績を残した。またトヨタから、2019年4月にデビューしたトヨタ『RAV4』が4位、5位でランクイン。SUVにもかかわらず健闘した。

ガソリン車部門は、スズキ『スイフト』(18.4km/リットル)が1位に輝いた。昨年は『ミラージュ』にトップの座を奪われたが今年は返り咲きを果たした。2位は昨年同様、ホンダ『シャトル』(17.8km/リットル)。3位は『up!』(16.8km/リットル)。9位の『ゴルフ』(15.4km/リットル)とともにフォルクスワーゲンが輸入車メーカー唯一のガソリン部門ランクインとなった。

ハイブリッド車部門は、トヨタ『アクア』(24.2km/リットル)が1位となり『プリウス』(24.1km/リットル)から王座を奪った。3位はホンダ『フィット』(23.6km/リットル)がランクインし、ホンダ勢がランキングを上げてきた。昨年サンプル数が少なくランクインがかなわなかった『インサイト』(22.3km/リットル)も7位にランクイン。トヨタ勢を凌駕する結果とはなりませんでしたが、健闘している。




■e燃費アワード2019-2020(各部門トップ)
・総合部門:トヨタ・アクア 24.2km/リットル
・新型車部門:トヨタ・カローラツーリング(ハイブリッド)21.9km/リットル
・ガソリン車部門:スズキ・スイフト 18.4km/リットル
・ハイブリッド車部門:トヨタ・アクア 24.2km/リットル
・軽自動車部門:ダイハツ・ミライース 22.7km/リットル
・輸入車部門:プジョー・308(ディーゼル) 17.9km/リットル
・カタログ燃費達成率部門:ランドクルーザープラド(ディーゼル) 達成率94.6%
・ディーゼル車部門:マツダ・デミオ 18.9km/リットル
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
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