マツダは、トヨタとの合弁新工場の生産準備業務が米国に移管したことに伴い、4月1日付けで国内組織を再編すると発表した。
北米事業領域では、米国におけるトヨタ自動車との生産合弁会社「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)の工場建設、生産準備および事業構造構築に向けたビジネス推進機能を担ってきた米国生産準備室の業務をMazda North American Operations(MNAO)、MTMUSに移管。米国生産準備室を廃止し、経営企画本部、本社工場等で支援業務を行う体制とする。
また人事領域では、組織を「人事室」から「人事本部」に移行し、人事労政部、人材開発部、人事サービス部を新設する。複雑化する課題に対応するとともに効率化を推進するため、領域内における戦略企画機能と制度運用機能の役割を明確化。業務効率および社員サービスの向上を進め、人材活躍の最大化に向けた組織風土の改革および人事諸制度の再構築を図る。