スズキのインド子会社のマルチスズキは、新型コンパクトSUVの『エスプレッソ』(Suzuki S-PRESSO)の輸出を、インドから世界市場に向けて開始した、と発表した。 エスプレッソは、『エスクード』などに代表されるスズキのSUVの流れを汲んだデザインを採用した。存在感のあるフロントバンパーに、台形をモチーフとしたフロントグリルや、ウィンカーを掴むように配置したヘッドランプを組み合わせることで、力強くタフな印象を強調した。 インテリアには、丸型のセンターコンソールを採用。デジタル表示のセンターメーターも配置する。室内空間を最大限に確保しながら、大型スーツケースも収納できる荷室スペースを設けている。 新プラットフォームの「ハーテクト」のKプラットフォームに、1.0リットルガソリンエンジンを搭載した。軽量かつ高剛性のボディとの組み合わせにより、低燃費と走行性能を追求する。インドで2020年4月に導入される新しい排ガス規制の「BS6」にも対応した。 マルチスズキは、このエスプレッソの輸出を、インドから世界市場に向けて開始し、アジア、ラテンアメリカ、アフリカ地域に向けて出荷した。エスプレッソは2019年9月のインド発売以来、3万5000台以上を販売している。
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