[お手軽 カーオーディオライフの始め方]車内でスマホを使いこなす

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「Bluetooth」に対応した「FMトランスミッター」(ケンウッド)。
  • 「Bluetooth」に対応した「FMトランスミッター」(ケンウッド)。
  • 「Bluetooth」に対応した「FMトランスミッター」(ケンウッド)。
  • 車内でスマホを使いこなせる新基軸メインユニット(カロッツェリア)。
「クルマの中で好きな音楽を気持ち良く聴く」という楽しさを、手軽に味わう方法を紹介している当短期集中特集。その第3回目となる当回では、「車内でスマホを使いこなすコツ」を、多角的に紹介していく。

◆スマートフォンをソースユニットとして使うなら、「Bluetooth接続」が便利!

ひと昔前ならば、クルマの中で音楽を楽しもうとするときには、備え付けの車載ナビやオーディオメインユニットが「ソースユニット」として活躍した。しかし最近は、スマートフォンを「ソースユニット」として活用しているドライバーが非常に多い。大量の楽曲を車内に持ち込めるからだ。

さて、車内でスマホを楽しもうとするときに問題となるのは、“接続方法”だ。主な選択肢は3つある。1「AUX接続」、2「USB接続」、3「Bluetooth接続」、このいずれかなのだが、昨今は3の「Bluetooth接続」が選択されるケースがもっとも多い。

これが選ばれている理由はズバリ、「便利だから」だ。ポイントは2点。1つは「ワイヤレス化できるから」。スマホはポケットやカバンに入れたままでも音楽が聴ける。そしてもちろん、コードが邪魔になることもない。

そしてもう1点は、「選曲等の操作をカーナビ側で行えるから」だ。ちなみに昨年の12月1日から「ながら運転の厳罰化」が実行されている。運転中にスマホを操作したりナビ画面を注視することで取り締まられる際の罰則が重くなった。それへの対策としても、主な操作をナビ側で行えるのはメリットとして大きい。クルマを停車させたときに短い時間で操作を完了させやすい。さらにはステアリングリモコンが使えるケースでは、そのメリットが一層際立つ。

というわけで、車内でスマホを「ソースユニット」として活用している方がカーナビを新調させようと思ったときには、「Bluetooth」対応のチェックはマストだ。「Bluetooth接続」に対応していれば、カーオーディオライフの質が高まる。参考にしてほしい。

◆「FMトランスミッター」または「Bluetoothレシーバー」にも注目を!

ところで、愛車に搭載されているメインユニットが「Bluetooth」に対応していない場合には、以下のいずれかを活用するとワイヤレス化を実現できる。まず1つ目は、「Bluetoothに対応したFMトランスミッター」だ。これを活用すると、スマホと「FMトランスミッター」とが「Bluetooth」で繋がり、「FMトランスミッター」とメインユニットがFM電波で繋がる。メインユニットにAUX端子やUSB端子が装備される率が高まり、かつてと比べると「FMトランスミッター」が活躍する場面は減ってきているが、「Bluetooth」に対応しているモデルはこのような場面で重宝する。

そしてもう1つは、「Bluetoothレシーバー」だ。海外カーオーディオブランドの中には、比較的にリーズナブルな「Bluetoothレシーバー」をラインナップさせているメーカーがある。愛用のメインユニットに「AUX端子」が装備されているのなら、これを用いることでスマホのワイヤレス化が実現できる。スマホの音楽を「Bluetooth」でこれにて受けて、そして当機の音声出力ケーブルをメインユニットのAUX端子に繋げばOKだ。「FMトランスミッター」よりも高額な場合が多いが、よりシンプルにワイヤレス化を実現できる。スマートに無線化させたいと思ったら、「Bluetoothレシーバー」もチェックしてみよう。

なお手持ちのスマホがiPhoneならば、愛用のカーナビ等が「iPod/iPhone接続」に対応しているかどうかも確認したい。もしも対応していれば「USB接続」にも妙味が出てくる。それを活用すれば選曲等の操作をナビ側で行えるし、加えて充電も行える。そもそも車内で充電を行いたいと考えている場合には、むしろ「USB接続」の方が使いやすいかもしれない。検討の余地は大きい。

◆「スマホありき」の新基軸メインユニットも登場!

ところで昨今、「ディスプレイオーディオ」の支持率が高まりつつある。「ナビはスマホアプリで良い」というドライバーが増えつつあり、そのようなドライバーにとっては、いわばカーナビからナビ機能を抜いたようなユニットである「ディスプレイオーディオ」が使いやすく、かつリーズナブルだからだ。

そして今、「ナビはスマホアプリで良い」と考えるドライバーに向けた新基軸なユニットも登場している。それは“カロッツェリア”の『MVH-7500SC』(写真有り)だ。当機にはCDメカがないばかりかモニターも備えられていない。「スマホありき」で設計されているからだ。なので機器の中心部には「ホルダー」が設定されている。そこにスマホを固定しディスプレイとして使用する。

なお、当機が新基軸であるポイントは他にもある。それは「主なスマホアプリをブラインドタッチで立ち上げられること」だ。フロントフェイスに大ぶりのボタンが備えられていて、それぞれに凹凸が付けられているので手探りでの操作が可能だ。先にも触れたように「ながら運転の厳罰化」が始まっている今、当機の存在感はさらに高まりつつある。「ナビはスマホアプリで良い」と考えていて、新たなメインユニットを買い替えようと思っているというのなら、当機を選んでも面白い。

あと、ポータブル・デジタルオーディオプレーヤー(DAP)を使っているという方は、ぜひそれをクルマの中でも使ってほしい。ハイエンドカーオーディオを突き詰めようとするカーオーディオマニアの間では、「DAP」はデジタル接続されることが多いのだが、愛用者ならご存知のとおり「DAP」は、高級機になればなるほどヘッドフォン端子から出力される音声が高音質だ。ゆえにデジタル接続をせずとも、ヘッドフォン端子とメインユニットのAUX端子とをピンケーブルで繋げば、「DAP」に収録されているハイレゾ音源をクルマの中で高音質で楽しめる。もちろん、将来的にスピーカー交換まで行えばさらなる高音質化を図れるが、まずはそのまま使えばOKだ。「DAPを車内に持ち込む」だけで、今より良い音でカーオーディオを楽しめる。

今回は以上だ。次回以降もお手軽なカーオーディオの始め方を多角的に解説していく。お楽しみに。

お手軽な「カーオーディオライフの始め方」、教えマス! Part3「車内でスマホを使いこなす!」

《太田祥三》

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