クリスマスイブに会津鉄道で再び脱線事故---12月25日から全線で運行見合せ

塔のへつり駅
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福島県の会津鉄道会津線(西若松~会津高原尾瀬口)で12月24日夜、再び脱線事故が発生した。

ツイッターの情報によると、発生箇所は塔のへつり~弥五島間で、障害物に乗り上げた模様とされている。当該車両はAT-600形気動車AT-652号で、前部台車の1軸が脱線していた。

同鉄道では11月27日に湯野上温泉~塔のへつり間で法面(のりめん)崩壊による脱線事故が発生し、11月30日には復旧しているが、この時もAT-600形が脱線している。

これにより会津鉄道では12月25日始発から全線で運行を見合わせており、バスによる代行輸送を実施している。再開の見通しは立っていない。

なお、会津鉄道の列車が乗り入れている野岩(やがん)鉄道(新藤原~会津高原尾瀬口)では、会津高原尾瀬口駅(福島県南会津町)での折返し運行を行なっており、一部列車で運休や遅延が発生しているという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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