東武鉄道(東武)と東京地下鉄(東京メトロ)は12月19日、東武伊勢崎線と東京メトロ日比谷線を直通する初の有料座席指定列車の名称を『THライナー』に決定したと発表した。
『THライナー』は2020年6月6日に予定されているダイヤ改正から、朝に久喜発~恵比寿行き、夕方時間帯に霞ヶ関発~久喜行きで運行。本数は平日・土休日とも7本で、平日については上り久喜発が6・8時台に各1本、下り霞ヶ関発が18~22時台に毎時1本。土休日については、上り久喜発が8・9時台に各1本、下り霞ヶ関発が16~20時台に毎時1本となる。
途中停車駅は、伊勢崎線内が東武動物公園・春日部・せんげん台・新越谷の各駅、日比谷線内が上野・秋葉原・茅場町・銀座・霞ヶ関・虎ノ門ヒルズ・神谷町・六本木・広尾の各駅で、上り恵比寿行きの場合、伊勢崎線内が乗車専用、日比谷線内の銀座までが降車専用で、霞ヶ関~恵比寿間はフリー乗降となる。
下り霞ヶ関発の場合は、日比谷線内が乗車専用となり、伊勢崎線内が降車専用となる。
運転に際しては東武側が新製する70090形電車を投入。70000形をベースとした車両で、ロングシートとクロスシートの転換が可能なデュアルシートとなっている。
なお、座席指定料金やダイヤなどの詳細は後日発表される。