量子コンピューターで交通の流れを最適化…VW、世界初の試験へ

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月29日、量子コンピューターを活用して交通の流れを最適化する世界初の試験プロジェクトを、ポルトガル・リスボン市内で行うと発表した

フォルクスワーゲングループは2017年11月、グーグル(Google)と量子コンピューターの分野で提携を結んだ。量子コンピューターは、次世代の高速コンピューターだ。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。

フォルクスワーゲングループはグーグルと提携し、量子コンピューターの研究開発に取り組む。例えば、量子コンピューターを、新しい機械学習プロセスによる人工知能(AI)の研究に導入するなどしている。

フォルクスワーゲングループは、この量子コンピューターを活用して交通の流れを最適化する世界初の試験プロジェクトを、ポルトガル・リスボン市内で行う。グループ傘下のMAN製バスに、自社開発の交通管理システムを搭載する。

試験プロジェクトでは、量子コンピューターを活用して、9台のバスの最速ルートを、個別にほぼリアルタイムで計算する。これにより、交通量のピーク時でも移動時間が大幅に短縮され、交通の流れが改善される、としている。

《森脇稔》

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