日産、EV導入を欧州で加速…フランス電力公社との提携を拡大

日産リーフe+(欧州仕様)
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日産自動車(Nissan)の欧州部門は9月18日、EDF(フランス電力公社)グループとの提携を拡大し、欧州全体でEVの導入とグリッド統合を加速させると発表した。

EDFグループは、欧州のエネルギー市場においてリーダー的立場にある。発電、送電、配電、供給、エネルギー取引など、広範囲に事業を行う総合エネルギー企業だ。EDFは、欧州で最大の電力会社でもある。

日産とEDFグループは2018年、提携を結んだ。電動モビリティ、スマート充電、再生バッテリーの使用、エネルギー貯蔵、再生可能エネルギーの分野での共有サービスの開発について、協力することで同意していた。

今回の提携拡大は、EVのスマート充電を通じて、欧州全体でEVの導入とグリッド統合を加速させるのが狙いだ。両社が持つ技術やノウハウを統合することにより、主にスマート充電ソリューション(V2G)の開発を進めていく。スマート充電とは、効率的で費用対効果の高い方法で電気自動車の充電または放電を最適化する技術を指します。

日産は、電力会社や行政機関と提携し、V2Gの活用を目指している。欧州での実証実験では、日産車が電力網に複数のサービスを提供し、エネルギー需給のバランスを取ることや再生可能エネルギーの活用促進に寄与している。日産は複数のパートナーとともに、顧客がEVを利用しない時に移動手段としてのニーズに影響を与えることなく、車載バッテリーに蓄えた電力を共有することで収入を得られる仕組みの検討を進めている。

《森脇稔》

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