UL、フォーアールエナジーへEV用電池の転用に関する世界初の認証を発行

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米国の第三者安全科学機関ULは、車載用リチウムイオンバッテリーのリサイクル事業を展開するフォーアールエナジーに対し、電池の転用に関する評価規格「UL1974」に基づき、世界初の認証を発行したと発表した。

近年、EV市場の拡大に伴い、使用される電池の転用が注目され、風力や太陽光などの再生可能エネルギーのシステムに再利用電池を組み込むことが期待されている。ULはEV用電池の蓄電システムとしての再利用を予見し、電池の転用に関する規格開発に着手。2018年10月、米国とカナダの整合規格UL1974の第1版を発行した。

このUL1974は、EV駆動用などの目的で製造・使用された電池パック、モジュール、セルを選別、分類するためのプロセスを定めた規格で、電池の健全性、継続使用の適否を見極めるための分類方法を規定。安全で、信頼性が高く、蓄電システムに利用できることを検証する。今回、フォーアールエナジーに対し、世界初となる認証を発行した。

フォーアールエナジーは、使用済み車載用リチウムイオンバッテリーの有効活用に着目し、2010年に日産自動車と住友商事によって設立。以来、リチウムイオンバッテリーの再利用や再製品化のノウハウを蓄積してきた。

同社の牧野英治社長は今回の認証について、「2010年の設立以来、EV用電池の転用における安全性および、信頼性の確保を当社の最重要課題として位置づけてきた。今回のUL1974の認証取得は当社の製造プロセスが、公的に広く認知された第三者機関に認められたことを意味する。これは当社にとって画期的な出来事であり、再利用電池の転用に対する顧客からの信頼の獲得、ならびに、蓄電システムの普及拡大につなげることができると考えている」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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