夏休みシーズンに突入し、車で出かける機会も増えてきた。自動車で出かける時、SA・PAに立ち寄ることを楽しみにしている人も多い。今回のアンケートでは、そんなSA・PAを「グルメ編」「景色編」「ショッピング編」「レジャー編」といった4つの視点からランキング化した。
グルメ編では「海老名SA」が1位となった。ここはメロンパンが有名だが、えび焼きやジャージーソフトクリームなど、他にも美味しそうな食べ物が揃っており、「見ているだけでも楽しくなる」という声も聞かれた。2位「淡路ハイウェイオアシス」では、淡路牛、淡路島ポーク、鯛、淡路米、淡路島たまねぎといった淡路島の特産品を使った料理を楽しむことができる。3位「羽生PA」は2013年に「鬼平犯科帳」の世界観と江戸の街並みを再現した「鬼平江戸処」としてリニューアルオープン。鬼平犯科帳に登場するうなぎ屋や重要な舞台となっている軍鶏鍋屋などグルメに関しても江戸の世界観が意識されている。

ショッピング編のトップは、お店の多さや品ぞろえが好評の「海老名SA」。レジャー編では公園・観覧車・温泉と、大人も子ども楽しめる施設が充実した「刈谷ハイウェイオアシス」が1位となった。ここには年間800万を超える人が来場、その数は中部国際空港セントレアを上回る。
なお、これらすべてを合わせた「BEST OF SA・PA」には海老名SAが選ばれた。海老名SAは利用者数、利用車両台数、売上高、店舗数が日本一となっている上、都心にも近いことで認知度も高いことから選ばれたことが推測される。グルメやショッピングの他にも、「ベビーや高齢者向けサービスが充実している」「トイレも清潔で快適」という意見も挙がっており、多面的な視点でもSA・PAの王者と言えそうだ。