好調レクサス勢の一角、LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S(チームルマン)の#6 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也&山下健太/タイヤはブリヂストン=BS)は前戦タイで今季初優勝してドライバーズポイントリーダーの座に浮上。それゆえに今回の富士500マイルには“厳しい臨戦”となっていた。
SUPER GTには獲得ポイント連動のウエイトハンデ制度があり、第6戦までは「×2kg」の原則。35ポイントで首位の大嶋&山下は当然ながらトップハンデとなる70kgのハンデ数値でここに臨むことになっていたからである。規定により、34kg分は燃料流量リストリクター(燃リス)の“2段階マイナス調整”に振りかえられ、残り36kgを実ウエイトとして搭載するが、直線の長い富士で燃リス2段階マイナスはかなり辛い要素として作用することが予想された。