電動アシスト付きスポーツ自転車で「しまなみ海道」を満喫…E-BIKEアクション

E-BIKEアクションしまなみ
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  • 愛媛県の神野一仁副知事
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愛媛県は、サイクリストの聖地「しまなみ海道」にて、主要自転車メーカーや広島県、地方自治体、レンタサイクル事業者と協力して、E-BIKE普及・サイクリング人口の拡大を図る「E-BIKEアクションしまなみ」プロジェクトを発表した。

E-BIKEとは、近年利用者が増加傾向にある電動アシスト機能がついたスポーツタイプの自転車のこと。年齢や性別、体力の有無に関わらずサイクリングが楽しめるため、世界で注目を集めている。

今回発表されたプロジェクトは、このE-BIKEを利用して、多くのサイクリストが集う「しまなみ海道」を気軽に楽しもうというもの。サイクリングを通じて“健康づくり”や“豊かな暮らし”を推進するという狙いもある。

まずは直近の実証実験として、7月14日から約1年間主要自転車メーカーと地元自治体、レンタサイクル事業者が連携して、レンタサイクルの配備や充電スポットの配備、ガイドブックの作成や配布を行っていく。

具体的にはエリアの起点となる今治・尾道側のレンタサイクルターミナルにE-BIKE38台を配備、充電スポット2箇所が設置されるほか、利用者実態把握のためアンケートも実施(協力者へは記念品を進呈)される。実際にE-BIKEを体験できるガイド付き試乗体験ツアーも実施予定だ。

なお、本来のE-BIKEのレンタル料金は7000円程度だが、今回の試みは実証実験という側面もあるため、安価に楽しめるよう3000円と5000円の2プランが用意されているとのこと。

いずれは「しまなみ海道」エリア以外の他地域へも施策を広げていきたいという展望も発表会では語られていた。

プロジェクト発表会に登壇した愛媛県の神野一仁副知事は「サイクリングのフロントランナーである四国、しまなみ海道から全国にE-BIKEの魅力や楽しみ方の発信を目指していく。今までサイクリング経験のなかった方、女性やシニア層、運動経験があまりない方、長距離や坂道にはチャレンジできないと諦めていた方など、多くの人がサイクリングを楽しめる環境の整備を行っていきたい」と述べていた。

《二城利月》

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