英国のBAC社は6月5日、英国で7月に開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード2019」において、新型車を初公開すると発表した。
BAC社は、ブリッグス・オートモーティブ・カンパニーの略だ。イングランド北西部チェシャー州在住のブリッグス兄弟が設立したバックヤードビルダー。その名を有名にしたのが、2011年春に発表された『MONO』(モノ)だ。
MONOは、英国の伝統を受け継ぐライトウェイトスポーツだ。フォーミュラマシンを思わせる1名乗りのボディはカーボンファイバー製で、車両重量はわずか580kg。サスペンションはザックス製で、サーキットの特性に合わせた細かい設定変更ができる。ブレーキはAPレーシング、アルミホイールはOZレーシング。一見するとサーキット専用マシンだが、英国ではナンバープレートが取得でき、公道走行も可能だ。
エンジンは英国のレース用エンジン、マウンチューン製の2.5リットルの直列4気筒ガソリンで、最大出力305psを引き出す。0~96km/h加速2.8秒の優れたパフォーマンスを実現している。
このBAC社が、英国で7月に開催されるグッドウッドフェスティバルオブスピード2019において、新型車を初公開する。BAC社は、新型車のティザーイメージを配信した。BACは、2011年にMONOを発売し、今こそダイヤルを一新する時。すでに最初のプロトタイプをテストした、としている。