谷川岳ロープウェイでナイトクルーズ、夜の天神平で雪上アートと星空を[フォトレポート]

谷川岳ロープウェイ「春の天空のナイトクルージング」
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都内からクルマで2時間半。夏日の東京から、キーンと冷たい天空の雪上アートへ。群馬県の最北端、関越道 水上ICからさらに新潟県境へとクルマを走らせると、谷川岳へと連れて行くロープウェイのりばへと着く。このロープウェイの山頂駅で、夜の雪上絵画展が始まった。

5・6月のたった11日だけ体験できる、谷川岳ロープウェイ「天空のナイトクルージング」。満天の星と雪上デジタルアート、そしてロープェイのナイトクルージングがいっぺんに楽しめるという春限定イベントだ。

ナイトクルージングは、JR上越線 土合駅ちかくにある谷川岳ロープウェイ土合口駅と、標高1319mの天神平駅を結ぶ全長2300mロープウェイで。雪上のデジタルアートは、天神平駅から広がる初心者向けスキー場エリアで体感できる。

キン冷えの天神平、雪上アートと星空で時間を忘れて

東京を出たときには汗ばむ陽気だったのに、谷川岳ロープウェイで天神平駅に降り立つと、凍えるような寒さ。天神平駅付近の最低気温は3~5度。冬用のウェアを忘れずに。

防寒対策と雪の上を歩けるシューズを整えたら、まず谷川岳ロープウェイの所要15分ナイトクルージング。おすすめは19時あたりの便。谷川岳のツインピークスが、夕空に浮かび上がり残雪に覆われた山頂の表情を登りながら見つめられる。

天神平駅についたら、「ビューテラスてんじん」で暖をとって、雪上アートを待つ。天神平が漆黒の闇につつまれてきたら、外へ出て刻々と移り変わる雪上アートの上を歩いてみる。遠くの山肌まで動く光のアートが届き、平衡感覚を失うほど。

この雪上のデジタルアートは、世界的空間照明アーティスト長谷川章がつくりだすインスタレーション「D-k」(デジタル掛け軸)。万華鏡のように変化する雪上のなかに立つこともできるし、特設ソファに寝転びながら手の届くような高さで輝く星とアートを眺めることもできる。

足元は動く光のアートゆらゆら、頭上は大きな星きらきら

雪上に置かれたシートに座ってみると、都会とはまるで違う星の輝き。「あの明るい星はなんだろ」と仲間と話してると、「あれはアルギエバですよ」と女性が教えてくれた。彼女たちは、地元の有志「みなかみ星空クラブ」の人たちで、イベント開催中はこの現場に常駐。星や見ごろの花を教えてくれる。晴れた日は雪上に望遠鏡を置いてくれるから、肉眼とはまた違う距離で星たちにズームできる。

足元は動く光のアートがゆらゆら、頭上は大きな星がきらきら。時間を忘れて見入ってしまう。1~2時間ほど天神平で光のアートにとけ込んで、こんどは闇を行く谷川岳ロープウェイでスリルも感じながら下山。星空ガイドの人たちは、「5月はカタクリが雪解けとともに咲き始める。そのあと水芭蕉や黄色い花のニッコウキスゲが咲くから、また天然のクーラーを感じにやってきて」と伝えていた。

谷川岳ロープウェイ「天空のナイトクルージング」は、5月10・11・12・17・18・24・25・26・31日、6月1・21日ののべ11日間、19~21時に開催。土合口駅でのチケット販売(大人往復2500円)は18時から19時半まで。土合口駅に立体駐車場(500円)あり。

《大野雅人》

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