テュフ ラインランド ジャパンと郷田鈑金(長野県岡谷市)は4月22日、郷田鈑金の本社工場に対してクラシックカーガレージ認証を発行した。独立系の鈑金塗装工場に同認証を発行するのは国内で初。
テュフ ラインランドのクラシックカーガレージ認証は、クラシックカーの修理・整備などを行う工場に対する認証。修理・整備の技術、品質、機器・設備に加え、工場の運営・管理、法令遵守、顧客対応など、11カテゴリー150項目以上の基準に基づき監査を実施する。
今回認証を取得した郷田鈑金は、50年間で培った鈑金塗装技術やレースなどでのノウハウを活用し、高度な技術力が求められる自動車のレストアで長年の経験を持つ。特にマツダのロードスター(NA/NB)のレストアが得意分野で、これまでに50台以上のレストアを行ってきた。
昨今、自動車の高度化が進む一方で、古い車が持つ価値が世界的に認められてきており、適切なレストアや整備等を行う工場が求められている。郷田鈑金は、今回の認証取得により、確かなプロセス・環境で、高い品質レベルのレストア作業が実施できることを第三者機関によって証明。安心・安全をユーザーに見える化して、その技術力を訴求していく。