ヤンマー、トルコで建機シェアリングサービスを本格運用開始

ヤンマーの建機シェアリングサービス「MakinaGetir(マキナゲテル)」
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ヤンマーは、トルコ・イズミール州を中心にテスト運用を行っていた建機シェアリングサービス「MakinaGetir(マキナゲテル)」について、2019年度より順次サービスを追加し、トルコにて本格運用開始すると発表した。

トルコは2023年の建国100周年に向けて建設投資が活発に行われており、建設機械の購入だけではなく、レンタル市場の成長が見込まれるなど、建機に対する顧客のニーズも多様化。一方で建機の効率的な活用・管理、借り手のコスト削減などの取り組みは行われておらず、使用していない建機が遊休資産になるなど課題も出てきている。

ヤンマーは2018年6月より、トルコのイズミール・エーゲエリアにて建機シェアリングサービス「マキナゲテル」のテスト運用を開始した。マキナゲテルは、建機オーナーと建機ユーザーをつなぐオンラインのマッチングプラットフォームサービス。同エリアでは2600台を超える登録が行われ、様々な建機を借りられる環境を提供し、コスト削減に貢献している。

ヤンマーでは、4月1日よりマキナゲテルのサービスを順次拡大し、総合サービスを目指して本格運用を開始。新興国トルコにて早くから建機のシェアリングプラットフォームを立ち上げることで、建機の効率運用を推進し、ユーザーに新たな価値を提供する。さらに今後は、市場特性を見極めた上で、同ビジネスモデルが有効な市場を中心にグローバルに展開していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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