空港制限区域内での自動走行に向けて課題を整理、2019年度も実証

ANAとSBドライブの実証実験用バス《参考画像:ALL NIPPON AIRWAYS CO.,LTD.》
  • ANAとSBドライブの実証実験用バス《参考画像:ALL NIPPON AIRWAYS CO.,LTD.》
  • 羽田空港での実験《撮影 会田肇》

国土交通省は3月19日、2018年度に実施した空港制限区域内での自動走行を実装するための課題を整理するとともに、2019年度も実証実験を実施すると発表した。

国土交通省では、深刻化する空港地上支援業務の労働力不足によって旅行者の利便性が悪化しないように、官民が連携して、先端技術の活用による空港地上支援業務省力化・自動化を推進している。この一環として、昨年6月に「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験検討委員会」を設置し、空港の制限区域内で、乗客や乗員の輸送を想定した自動走行の実現に向けて検討している。

3月25日に開催する第3回委員会では、2018年度実施した実証実験の結果を報告するとともに、実装に向けた課題を整理する。さらに、2019年度の実証実験についても議論する。

《レスポンス編集部》

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