ポルシェ、営業利益は5%増と伸びて過去最高に…2018年通期決算

ポルシェの2018年通期決算発表
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ポルシェ(Porsche)は3月15日、2018年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は過去最高の258億ユーロ(約3兆2615億円)。前年の235億ユーロに対して、10%増加した。

また、2018年通期の営業利益は、43億ユーロ(約5435億円)。前年の41億ユーロから5%増え、過去最高の営業利益を達成した。一方、営業利益率は、前年の17.6%から16.6%へ後退する。

2018年の世界新車販売は、新記録となる25万6255台。前年比は4%増と、8年連続で販売記録を更新した。

単一国の最量販市場は、引き続き米国を上回った中国だ。中国では2018年、前年比12%増の8万0108台を販売した。米国は、3%増の5万7202台だ。アジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で10%増の10万8578台を売り上げる。一方、欧州は前年比4%減の7万7216台と、マイナスに転じた。地元ドイツは2万7541台で、前年比は3%減と、2年連続のマイナスだった。

車種別では、SUVの『マカン』が引き続き最量販モデルだ。ただし、2018年は改良新型投入を控えて、前年比11.3%減の8万6031台にとどまった。『911』シリーズは、10%増の3万5573台と回復した。『718ボクスター』と『718ケイマン』は、合計でおよそ2万5000台を売り上げ、前年比は6%増。新型『パナメーラ』は、38%増の3万8443台と伸びている。

《森脇稔》

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