115系に代わるしなの鉄道の新型車両は「SR1系」…最初は有料ライナーへ投入 2020年7月

一般列車用のSR1系は「地域に寄り添い、その先の未来へ」をコンセプトに、しなの鉄道社員が地域に寄せる「情熱」「温かさ」を表わしたという赤をベースに、「地域の未来へ挑戦していく姿勢」を表現したというゴールドのラインを配置。両端の曲線は地域を包み込む「やさしさ」、中央のラインは沿線の地域をひとつにつなぐ、力をあわせるといった意味合いが込められている。
  • 一般列車用のSR1系は「地域に寄り添い、その先の未来へ」をコンセプトに、しなの鉄道社員が地域に寄せる「情熱」「温かさ」を表わしたという赤をベースに、「地域の未来へ挑戦していく姿勢」を表現したというゴールドのラインを配置。両端の曲線は地域を包み込む「やさしさ」、中央のラインは沿線の地域をひとつにつなぐ、力をあわせるといった意味合いが込められている。
  • 一般列車用SR1系の車内。座席は温かみを示す赤を背面に配し、床面はグレー、壁は白をベースに薄い木目調とする。バリアフリー対応トイレやドア開閉ボタン、車内案内表示などを備える。
  • 有料ライナー用のSR1系は「沿線に爽やかな新風を」をコンセプトに、車体色をロイヤルブルーと115系のDNAを承継したというシャンパンゴールドの組合せに。側面の緑と水色のラインは山並と清流を表現したもの。
  • 有料ライナー用SR1系の車内イメージ。信州特産のリンゴをデザインしたというシートは、方向を変えることができるデュアル式。床は木目調の落ち着いたものに。基本的な車内設備は一般列車用と共通だが、独自にWiFiや電源コンセント、カップホルダーなどを備える。
  • 座席の生地は有料ライナー用、一般用で異なるが、壁面の色は共通。
  • ライナー用車両には長野県と沿線11市町を象徴する太陽をイメージしたシンボルマークが付けられる。

長野県のしなの鉄道は2月28日、老朽化した元JR東日本115系電車に代わって導入する新型車両「SR1系」の概要を明らかにした。

SR1系は「Shinano Railway 1」の略で、「新たな歴史の始まり」や「オリジナル」を意味する。車体はJR東日本が100%出資している輸送用機器メーカーの総合車両製作所(横浜市金沢区)が製造する「sustina(サスティナ)S23シリーズ」と呼ばれる共通プラットフォームモデルを利用しており、2019~2026年度に総勢52両(2両編成26本)を導入する。

平日の朝・夕や土休日に運行する有料ライナー列車用と一般列車用の2種が登場するが、導入初年度となる2019年度は、収益性を考慮して有料ライナー列車へ投入する車両を2両編成3本導入し、2020年3月に納車、同年7月から営業運行に入る予定。

なお、有料ライナー列車については、朝に運行する小諸~長野間の列車を『しなのサンライズ』、夕方に運行する長野~上田間の列車を『しなのサンセット』、軽井沢~妙高高原間や長野~軽井沢間で運行する列車を『軽井沢リゾートライナー』とする予定だが、正式な列車名は2020年1月までに発表される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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