BMW 3シリーズ 新型にPHV、燃費は2割以上向上…ジュネーブモーターショー2019で発表へ

新型BMW 3シリーズ の 330eセダン
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BMWは2月19日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2019において、新型『3シリーズセダン』(BMW 3 Series Sedan)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「330eセダン」を初公開すると発表した。

BMWは先代3シリーズセダンに、PHVの「330e iパフォーマンス」を用意していた。PHVシステムは、エンジンが2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力184hpを引き出す。これに、最大出力109hpのモーターを組み合わせる。PHVシステム全体では、252hpのパワーと、42.8kgmのトルクを獲得し、0~100km/h加速6.1秒、最高速225km/hの性能を発揮する。EVモードでは、最大でおよそ37kmを、ゼロエミッション走行できる。この効果もあり、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmの環境性能を達成していた。

ジュネーブモーターショー2019で初公開される330eセダンでは、最新世代の「BMW eドライブ」技術を搭載する。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHVシステム全体で、252hpのパワーと42.8kgmのトルクは先代と変わらない。新型では「エクストラブースト」モードを採用する。これは、システム全体のパワーを一時的に41hp引き上げ、293hpとするモードだ。この効果で、0~100km/h加速6秒、最高速230km/hの性能を実現する。

また、EVモードの航続は、先代のおよそ1.6倍の60kmに拡大し、EVモードでの最高速も140km/hとした。環境性能は、欧州複合モード燃費が58.8km/リットル、CO2排出量が39g/kmと、先代に対して2割以上向上している。

《森脇稔》

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