日産自動車、買い物代行サービス「Twidy」と提携 実証実験を4月より開始

実証実験イメージ
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  • 将来のビジネスモデル

日産自動車は、日本発のお買い物代行サービス「Twidy(ツイディ)」を運営するダブルフロンティアと戦略的提携。第1弾として、東京電力グループと4月より実証実験を開始する。

今回両社は、お買いもの代行サービスのTwidyに日産車を組み合わせ、共同でサービス事業を展開することで合意。共同事業第1弾に向け、今回の実証実験では、Twidyお買い物代行サイトと日産自動車の軽商用車『NV100 クリッパー』を組み合わせて大型マンションに提供する。

Twidyは、忙しいキャリアウーマンや子育て中の主婦(注文者:リクエスタ)が、自分で買い物に行けない時に、希望の品をリクエストし、それを代行者(クルー)が自分の買い物の際、一緒にその品を購入、届けるというサービス事業。

今回は、対象となる大型マンションにNV100 クリッパーを配備し、「Twidyマンション」サービスの実証実験を行う。Twidyマンションでは、そのマンションに住むリクエスタがTwidyサイトでお買い物代行を注文すると、当日のリクエスタの指定(帰宅)時間までに、注文した商品をクルーがマンションに届ける。なお、クルーはダブルフロンティアと資本関係にあるTEPCO i-フロンティアズの東京電力グループ電力検針員が担当する。

日産自動車は、今回のダブルフロンティアとの戦略的提携により、モビリティサービス事業の一環として、車両販売やレンタカービジネスといった従来のビジネスモデルではないリカーリングモデルを検証する。またTwidyマンションでは、ネットスーパー宅配で使用されている黒・緑ナンバーではなく、お買い物代行事業の領域とした白・黄色ナンバー車両を活用。将来的には、日本全国の白・黄色ナンバーの自動車を活用する「Twidyお買い物代行サービス」へと繋げ、ドライバー不足や買い物弱者の問題を解決していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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