ポルシェデザインは12月4日、ロサンゼルスモーターショー2018で新型ポルシェ『911』（Porsche 911）が初公開されたのに合わせて、「911クロノグラフ・タイムレスマシーン・リミテッドエディション」を発表した。
新しいクロノグラフは、新型ポルシェ911をモチーフにデザインされた。モノクロのデザインはレースカーからインスピレーションを得たもので、マットブラック仕上げにより反射を抑え、高い視認性を確保しているという。
911クロノグラフ・タイムレスマシーン・リミテッドエディションでは、直感的に読み取れる文字盤を実現するために、薄型のベゼルを採用した。文字盤には、「タイムレスマシーン」の文字やポルシェ911のシルエットが表現された。新型911のダッシュボード同様、ブラック基調の中にホワイトの指針やインデックスを配置した。スピードメーターを連想させるクロノグラフカウンターも導入する。
自動巻きのクロノグラフムーブメントには、ETA社の「バルジュー7750」を採用した。バルジュー7750は、ポルシェデザインが1972年に発売した初のクロノグラフと同じものという。ストラップは、新型911のインテリアで使用されているものと同じレザーとステッチを使用している。
911クロノグラフ・タイムレスマシーン・リミテッドエディションの欧州での価格は、4911ユーロ（約63万円）。限定911本が発売され、専用の特別仕様ボックスに入れられる。
