国交省、地域の潜在力を活かした交通ネットワークの維持・確保策を検討へ

地域交通フォローアップ・イノベーション検討会のメンバー
  • 地域交通フォローアップ・イノベーション検討会のメンバー

国土交通省は、地域の潜在力を活かして持続可能で利便性の高い交通ネットワークを維持・確保するための政策を幅広く検討する。

地域公共交通の分野では、都市部での慢性的な道路渋滞や、地方部での交通サービスの縮小、移動そのものの縮小、慢性的な赤字構造や人手不足など、様々な問題が生じている。近年、交通ネットワークを巡る新たな課題として、多発する災害を踏まえた広域での対応の必要性や、インバウンドの増加や、新たな技術・サービスの進展に対応する必要性が高まるとともに、都市・地方の構造変化にも対応する必要がある。

このため、国・自治体など、公的主体からの観点、交通事業者などのサービス提供主体からの観点、技術・サービスの革新からの観点という3つの観点から、持続可能で利便性の高い交通ネットワークの維持・確保に向けた政策のあり方を幅広く検討する。具体的には有識者で構成する「地域交通フォローアップ・イノベーション検討会」を新設して、対策を検討する。

《レスポンス編集部》

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