駐車場マーケティング支援サービス「Smart Park」を運営するSPOTは、ナビタイムジャパンとデータ連携し、8月27日より同社が運営する各種ナビゲーションサービスへの空車情報配信を開始した。
空車情報をインターネット上でリアルタイム配信することは、ドライバーの利便性向上、駐車場の稼働率向上の両面から、駐車場運営会社にとって効果的なマーケティング施策となる。しかし、システム対応に伴う設備投資負担の問題から、空車情報のリアルタイム配信に対応できている駐車場運営会社はごく少数。約7割の駐車場は対応できていない。
SPOTが展開するSmart Parkは、IoTセンサーで駐車場の満空情報を取得することで、駐車場のマーケティングを支援するサービス。都内の時間貸し駐車場を中心に1000件以上の導入実績がある。センサーは駐車場の看板に後付け可能で、15分程度で設置できる。
同社は今回、Smart Parkを導入している時間貸し駐車場の空車情報を、ナビタイムジャパンのカーナビアプリ「カーナビタイム」「NAVITIMEドライブサポーター」等、複数のナビゲーションサービスに配信開始。これにより、より多くのドライバーの駐車場探しをサポートするとともに、駐車場運営会社に、より効果の高いマーケティングサービスを提供することが可能となった。