今回のレースウイークは世界耐久選手権(WEC)の英国シルバーストン戦と日程が重なっており、#36 中嶋一貴と#18 小林可夢偉はSFを欠場。そのため、それぞれ代走として#36 J-P.デ.オリベイラ(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)、#18 中山雄一(carrozzeria Team KCMG/トヨタ)が参戦する。オリベイラはこのカテゴリーの2010年王者、中山は当該チームでのレギュラー参戦経験がある選手だ。
金曜フリー走行(専有走行)は午後3~4時に実施された。コンディションは熱暑、路面はドライ。タイヤ運用規則の兼ね合い等から、2種類あるドライ用タイヤのうちの軟らかい方=ソフトはこのセッションではあまり使用されないが、そんななか、19台中唯一と見られるソフト使用でトップタイムをマークしたのが#8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS/トヨタ)だった。