ことし最も注目されたカー用品は!? 「用品大賞」表彰式

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第31回 日刊自動車新聞 用品大賞 2018 表彰式(7月13日)
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「販売数量だけじゃなく、商品を開発するにあたり、そのアイデア性や話題性、業界にどう貢献したかなどを総合的に評価し、販売店へのアンケート結果を加えて各部門のトップを決めた」

直近1年間で、最も注目されたカー用品はなにか? およそ90年の歴史をもつ日刊自動車新聞社は7月13日、都内で用品大賞2018表彰式を開催。11部門の製品と、ロングセラー賞、特別賞それぞれ2製品が、表彰された。

選定対象品製品は、2017年7月から2018年6月に注目を集めた各ジャンルのカー用品。選考は、技術開発力、企画力、アイデア、ユニークさ、パイオニア精神などを重視。カー用品量販店へのヒアリングやアンケート調査の結果も反映し、選考委員会が総合的かつ客観的に選出する。

そして、ことしのカー用品で最も優れたグランプリは、東洋ゴム「PROXES Sport SUV」に。日刊自動車新聞社は、「タイヤラベリング制度におけるウェットグリップ性能で最高等級の a を全16サイズで実現したプレミアムSUV用スポーツタイヤ。ウェット性能だけでなく、転がり抵抗係数でも14サイズで A を実現し、エコタイヤとしても高い性能を備える」と評価。

「独自の材料設計基盤技術 ナノバランステクノロジーで新開発したゴムコンパウンドをはじめ、さまざまな独自技術を採用。従来品に比べ、制動距離を7%短縮。プレミアムSUVに求められる操縦安定性能を実現するため、独自のコンピューターシミュレーション技術でタイヤの挙動や構造を最適化。オンロード志向のSUVユーザーに『上級な乗り心地』という価値を訴求したモデル」

準グランプリ以下は、下記のとおり。

準グランプリ
セルスター工業「CSD-790FHG」

タイヤ部門
横浜ゴム「ADVAM HF Type D」

ホイール部門
エンケイ「allシリーズ」

カーナビ部門
パイオニア「カロッツェリア『サイバーナビ』2018年モデル」
アルパイン/アルパインマーケティング「2018 MEW ビッグX」

ドライブレコーダー部門
JVCケンウッド「DRV-830」

機能用品部門
カーメイト「IQOS専用スタンド」

ランプ・バルブ部門
IPF「LEDデュアルカラーフォグランプバルブ」

アイデア部門
ボンフォーム「パッド交換式 3Dハイブリッド着せ替えマット」

整備サポート部門
カイセ「ポータブルジャンプスターター『KG-106/106C』」

大型車部門
ブリッド「トラック専用シートZAOU(ザオウ)」

物流支援部門
パーマンコーポレーション「冷蔵・冷凍庫DC12/24V」

二輪車部門
サイン・ハウス「B+COMブルートゥースコミュニケーションシステム SB6X」

ロングセラー賞
BPカストロール「カストロールオイル」
エーモン工業「三角停止板と非常信号灯」

創刊90周年特別賞
トヨタ部品大阪共販「TZ」
マルカサービス株式会社「MID」

今回の選考評価で印象的だったのは、ロングセラー賞のなかのコメント。「生涯顧客づくりなどが課題となるアフターマーケットのなかで、店舗支援を継続している取り組みを評価した」と選考側が伝えたように、メーカーと店舗が、刻々と変わるユーザーの志向にいかに継続的に応えられるかという点を評価していたところ。

また表彰式には、日刊自動車新聞社 高橋賢治代表取締役社長をはじめ、経産省製造産業局自動車課 高橋一幸課長補佐、自動車用品小売業協会 小林喜夫巳会長、オートアフターマーケット活性化連合 住野公一代表、全国自動車用品工業会 西脇保彦理事長、日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会 舘信秀会長、イエローハット堀江康生代表取締役社長などが出席した。

《レスポンス編集部》

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