ホンダ、ハイブリッド除雪機 HSM1590i をモデルチェンジ スマートオーガシステムをクラス初搭載

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ハイブリッド除雪機 HMS1590i
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ホンダは、除雪性能と扱いやすさが好評のハイブリッド除雪機『HSM1590i』をモデルチェンジし、9月中旬より全国のホンダパワープロダクツ・除雪機取扱店から発売する。

HSM1590iは、除雪部をエンジン、走行部をモーターで駆動するホンダ独自のハイブリッドシステムと回転数電子制御技術を採用した「iGX」エンジンを搭載。協調制御による世界初の除雪作業モード切替機能を搭載し、2005年に販売を開始し、初心者から熟練者まで幅広い層から支持を得ている。

今回のモデルチェンジでは、加速度センサーで機体の姿勢変化を検知してオーガ(除雪部)の操作をリアルタイムで支援する「スマートオーガシステム」をクラスで初めて搭載。除雪作業中にオーガを操作する負荷を軽減した。

また、傾斜地における機体の傾きを加速度センサーによって検知し、ハイブリッドシステムと連動させることで走行速度を自動で最適化する「傾斜連動速度コントロール」を除雪機として初採用。除雪時のスリップやスタックを低減し、深い積雪の中での高い作業性を実現している。さらに、故障表示インジケータの点滅方法を変更。より短い時間での故障コードの確認を可能とした。

価格は104万7600円。

またホンダは、ハイブリッド除雪機「HSM1390i」「HSM1380i」「HSS1170i」、除雪機「HSS760n」についても一部改良を施し、HSM1390i/1380iは9月中旬より、HSS1170iは7月中旬より、HSS760nは7月上旬より発売する。

オーガローリング機構を搭載したHSM1390i/1380iは、オーガリセット機能をさらに充実。従来からの上下位置に加え、左右位置についてもボタンを押すだけでオーガを標準位置に戻すことも可能にした。またHSM1590i同様、故障表示インジケータの点滅方法を変更し、より短い時間での故障コードの確認を可能とした。

HSS1170iは走行制御を適正化することで旋回時のボタン操作に対する機体動作の応答性を高め、旋回フィーリングを向上させた一方、発進時におけるより滑らかな加速感を実現。HSS760nには電動シューターを採用したお買い得感のある「J2」タイプを設定した。

価格はHSM1390iが79万9200円より、HSM1380iが71万2800円より、HSS1170iが56万1600円、HSS760nが36万0720円。

《纐纈敏也@DAYS》

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