バスロータリーを横断の女性、大型バスにはねられ死亡…商業施設内

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20日午前8時40分ごろ、北海道釧路市内にある商業施設内のバスロータリーで、徒歩で横断歩道を渡っていた女性が発進直後の大型観光バス車両と衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はバスの運転者を逮捕している。

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北海道警・釧路署によると、現場は釧路市錦町2丁目付近にある商業施設敷地内のバスロータリー。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。30歳の女性はロータリー内にある横断歩道を渡っていたところ、発進した直後の空港連絡バス(大型観光バス車両)にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。バスの乗客乗員3人にケガはなく、警察は運転していた同市内に在住する52歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)の現行犯で逮捕している。

現場の見通しは悪くないが、警察の聴取に対して男は「横断歩道の状況を注視していなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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バスはロータリー内にあるバス停から発進した直後、横断してきた女性に衝突したとみられている。
合流する道路側に気を取られ、歩行者の存在を見通していた可能性があり、警察は運転席からの見え方についても調べを進めているようだ。

《石田真一》

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