ジョギング中の男性と衝突、歩道走行の自転車に乗っていた高校生が重体

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自転車に乗って歩道を走行していた男子高校生と、ジョギング中の男性が正面衝突する事故が起きた。高校生は路上に投げ出され、意識不明の重体となっている。

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15日午後9時10分ごろ、静岡県浜松市東区内の県道で、歩道部分を走行していた自転車と、対向してきたジョギング中の男性が衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた高校生が重体となっている。

静岡県警・浜松東署によると、現場は浜松市東区半田町付近で片側2車線の直線区間。16歳の男子高校生が乗るスポーツタイプの自転車は道路右側の歩道(幅員約3m)を走行していた際、対向するように進行してきたジョギング中の55歳男性と正面衝突した。

衝突によって自転車は転倒。高校生は路上へ投げ出された際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。男性も転倒した際に頭部を打撲するなどの軽傷を負っている。

現場は自転車の進行方向に向かって下り勾配となっていた。警察では自転車側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は街灯が少なく、夜間の見通しが悪い区間。自転車は下り勾配を進行していたこともあり、相当なスピードが出ていた可能性が高いという。最終的には対向してきた男性と衝突しているが、衝突前に急減速したことでバランスを崩した可能性もあり、警察は一緒に自転車で走行していた高校生の友人からも事故当時の状況について話を聞いているようだ。

《石田真一》

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