ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」で、最大300kgの台車が牽引できるアタッチメントの出荷を開始した。
CarriRoは、搬送作業負荷の軽減を目的に、自動運転技術を台車に応用して開発した物流支援ロボット。物流倉庫のピッキング作業や工場内の工程間搬送、または駅、空港、商業施設内などでの館内物流などで導入が広がっている。
今回、牽引オプションとしてCarriRoに連結できるアタッチメントの出荷を開始。アタッチメントを使用することで、重量300kg相当のロールボックスパレット(カゴ台車)や六輪台車(スリムカート)、またパレット搬送できる台車等の牽引が可能となる。CarriRoの「カルガモ」機能で活用することで、作業者はCarriRoの前方を歩くだけで重い荷物が積載された台車の搬送が可能になり、作業負荷の軽減、搬送効率の向上に貢献する。
アタッチメントはCarriRo側と台車側に分かれており、ワンタッチで脱着可能。アタッチメントは台車の幅に合わせて調整でき、様々な現場で柔軟に取付が可能となっている。
アタッチメントの価格(税別)はCarriRo側が5万円、台車側が3万円。