自転車以上シニアカー未満、パーソナルモビリティ 試作会社のアークが開発中

自動車 ニューモデル モビリティ

アークが展示した新パーソナルモビリティ
  • アークが展示した新パーソナルモビリティ
  • アークが展示した新パーソナルモビリティは折りたたみが可能
  • アークが展示した新パーソナルモビリティは後輪にそれぞれモーターがついている
医療機器関係の展示会「Medtec2018」(18~20日、東京ビッグサイト。主催:UBMジャパン)でユニークなパーソナルモビリティを発見した。それを展示したのは商品開発やデザイン、試作などを手がけるアーク(本社:大阪市)で、モーターショーのコンセプトカーも製作している会社だ。

「実は自動車などの部品をつくっているミツバのほうから、同社のモーターとコントロールユニットを使って、何か新しいモビリティをつくってもらえないかと依頼を受けたのがきっかけなんです。それで、うちのデザインや設計担当者がつくったのが今回参考出品したパーソナルモビリティなのです」と同社関係者は説明する。

大きさは840mm×720mm×480mmで重量は20kg。非常にシンプルなつくりになっていて、折りたたみも可能で車にも簡単に乗せることができる。バッテリーはリチウムイオン電池を使用し、2時間の充電で約1時間走ることができる。モーターは後輪にそれぞれついていて、インホイールモーターみたいになっている。最高速度は6km/hで、12度の斜度も登ることができるそうだ。

「自転車とシニアカーの間に位置する乗り物と考えてもらうといいかもしれません。自転車にはちょっと乗るのが難しくなったけど、シニアカーにはまだ乗りたくないという人も多いので、そういう人たちのためにつくりました」と同社関係者は語り、先日米国の展示会に出展したところ、大好評だったという。

しかも、このパーソナルモビリティは自転車の技術を取り入れ、自転車の規格に基づいて製作している。そのため、ハンドルやサドルなどは自転車用品がそのまま付けることができる。たとえば、自転車店で気に入ったグリップやサドルがあれば、それを付けて自分好みに改造もできるわけだ。

「今のところ、発売については未定ですが、これからいろいろな人の意見を聞いて改良を重ね、2号機、3号機とブラッシュアップしていこうと考えています」と同社関係者。来場者の反応も上々で、「いつ発売するのか。早く発売して欲しい」という声が相次いだそうだ。
《山田清志》

編集部おすすめのニュース

特集