レクサスが顧客のDNAに応じて新車をカスタム、唾液でドライバー認証も…4月1日から

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レクサス「Genetic Select」
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レクサスは「23andMe」社と提携を結び、米国市場において新車購入の際の新たな取り組みを4月1日に開始すると発表した。

23andMeは2006年、米国カリフォルニア州に設立された新興企業。遺伝子検査キットの開発と販売で成長し、個人のDNAを解析するサービスを展開している。

レクサスはこの23andMe社と提携を結び、米国市場で新車購入の際の新たな取り組みを行う。「Genetic Select」(遺伝子選択)と命名された新サービスを、4月1日から全米のレクサスディーラーに導入した。

Genetic Selectでは、レクサスのスタッフが、顧客の唾液サンプルを採取し、遺伝子検査を行うために23andMeに送付する。すると48時間以内に、顧客のDNA情報を反映させたうえで、顧客に最も相応しい仕様のレクサス車が納車される。

納車される車両には、「DNAイグニッションセンサー」を採用。ドライバーがステアリングホイール上部に舌で触れると、DNAによる個人認証が行われ、エンジンが始動する仕組み。

レクサスは、「ボディカラーやインテリアトリムなどの顧客の好みを、Genetic Selectによって99%以上の精度で反映できる」としている。

[編集部注]レクサスの発表は3月28日付け。サービス開始の日付が4月1日であること以外、発表資料にエイプリルフールを明確に表現あるいは示唆する記述はない……。

《森脇稔》

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