1975年頃の日豊本線客車普通列車を再現…大井川鐵道が長距離鈍行列車ツアー 4月21日

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長距離鈍行列車ツアーのイメージ。車内では国鉄日豊本線の駅名を使用した放送を行なうほか、懐かしの「いい旅チャレンジ20000km」のポスターが2種類掲出される。客車のボックスシートは、ほぼ1人で占有できるという。
  • 長距離鈍行列車ツアーのイメージ。車内では国鉄日豊本線の駅名を使用した放送を行なうほか、懐かしの「いい旅チャレンジ20000km」のポスターが2種類掲出される。客車のボックスシートは、ほぼ1人で占有できるという。

静岡県の大井川鐵道は4月21日、3回目となる長距離鈍行列車ツアーを開催する。今回は1975年頃に運行されていた国鉄日豊本線大分~都城間(223.2km)の客車普通列車をイメージしたツアーとなる。

このツアーでは、新金谷駅を「大分駅」「佐伯駅」「日向(ひゅうが)市駅」「都城駅」、千頭駅を「臼杵(うすき)駅」「日向長井駅」「宮崎駅」に見立て、大井川本線新金谷~千頭間を3往復する。

時刻は1往復目が新金谷(大分)9時15分発~千頭(臼杵)10時47分着・11時13分発~新金谷(佐伯)12時35分着。

2往復目が新金谷(佐伯)12時57分発~千頭(日向長井)15時17分着・15時36分発~新金谷(日向市)17時着。

3往復目が新金谷(日向市)17時18分発~千頭(宮崎)18時52分着・19時25分発~新金谷(都城)20時44分着。

編成は、千頭方からスハフ42 186+オハ35 22+オハ35 459+オハフ33 469の4両で、E10形電気機関車(E101)が牽引する。途中の家山(いえやま)駅(静岡県島田市)で「ドカ停」という45分の長時間停車を行なう。

80人を募集し、旅行代金は大人1万2000円・子供7000円。申込みは3月30日9時から4月1日23時59分まで、大井川鐵道ウェブサイトの申込みフォームで受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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