ドイツ検察、BMWグループに立ち入り検査…一部ディーゼル車のソフトウェアを調査

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BMWグループのドイツ・ミュンヘン本社
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BMWグループは3月20日、ドイツ検察当局がBMWグループのミュンヘン本社など2か所に立ち入り検査を行った、と発表した。

今回の立ち入り検査は、BMWブランドの一部ディーゼル車のソフトウェアを調査する目的で行われたもの。『7シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車「750d」と、『5シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車「550d」が、対象になる。

BMWグループによると、内部テストの過程で、これら2車種に誤ったソフトウェアが搭載されていることが判明。ただし、排気ガスを操作する意図的な試みではないという。

BMWグループは該当の2車種およそ1万1400台について、当局の承認が得られ次第、リコール(回収・無償修理)を行う方針。ソフトウェアの修正を行う予定。

BMWグループは、「当局と完全に協力している。すでに内部調査を開始しており、収集したすべての情報を当局に提出していく」としている。

《森脇稔》

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