アウディは3月15日、2017年通期(1~12月)の決算を公表した。同社の発表によると、傘下のランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、601億2800万ユーロ(約7兆8395億円)。前年の593億1700万ユーロに対して、1.4%増えた。また、2017年通期の調整後の営業利益は、46億7100万ユーロ(約6090億円)。前年の30億5200万ユーロに対して、53%増と大きく伸び、2年ぶりの増益となった。前年は、3.0リットルV型6気筒ディーゼルエンジンの排ガス案件の解決費用と、タカタ製エアバッグのリコール(回収・無償修理)関連の費用を計上。今期はそれがなくなり、利益を押し上げる要因になった。2017年の世界新車販売台数は、過去最高の187万8105台。前年比は0.6%増だった。アウディによると、SUV対する需要が旺盛だったという。アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「アウディは自動車業界が直面する大きな激動の中で、主導的な役割を果たしていく」とコメントしている。
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