民家敷地内から飛び出し、1歳男児がはねられて重体

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親族宅に遊びに来ていた1歳男児が、民家敷地に隣接する道路へ飛び出してクルマにはねられた。ドクターヘリで病院へ搬送されたが、意識不明の重体となっている。

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6日午後2時20分ごろ、埼玉県鶴ヶ島市内の市道で、道路に飛び出してきたとみられる男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は意識不明の重体となっている。

埼玉県警・西入間署によると、現場は鶴ヶ島市高倉付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。1歳の男児は道路沿いにある民家敷地内から単独で飛び出してきたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男児はドクターヘリで病院へ搬送されたが、頭部強打などが原因で意識不明の重体。クルマを運転していた57歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

負傷した男児は家族とともに親類宅を訪れていた。敷地内で遊んでいたが、目を離した隙に道路へ飛び出していったものとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場となった道路と、民家の敷地内は隣接しており、目を離した時間もわずかなものだったとみられている。成長したとしても男児には飛び出しが多いとされているが、動くものに対して好奇心が旺盛な幼児期はその危険も倍化する。

《石田真一》

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